
これは Mackerel Advent Calendar 2025 1日目の記事です。
技術書典で延べ 500 部弱を頒布!活動が認められ Mackerel アンバサダーに就任!
今年も「X-Tech5執筆部」として技術書典に2回サークル参加し、無事に新刊を出すことができました。
テーマはズバリ、「国産サービスで実践するオブザーバビリティ」。 さくらのクラウド × Mackerel という国産サービスの組み合わせで、オブザーバビリティを実践する方法をまとめた本を2冊執筆しました。

技術書典18 新刊
技術書典19 新刊
おかげさまでご好評をいただき、延べ 500 部弱をお届けすることができました! これだけ多くの方に手に取っていただけたことで、国産サービスへの関心の高さと「盛り上がり」を肌で感じています。
そして、こうした活動を認めていただき、この度 Mackerel アンバサダー に就任いたしました!
Mackerelアンバサダーに認定されました!お祝いに妻がMackerel(鯖) に因んで、焼き鯖寿司を作ってくれました🐟
— きくち (@kikulabo) 2025年10月31日
Mackerelのすべての機能を無料で使い放題とのことなので、これから沢山アウトプットしていきます!それと素敵なノベルティありがとうございます!🙌#mackerelio pic.twitter.com/ug0X6OlixL
Mackerel アンバサダーに関しては以下の記事をご覧ください。
今後はアンバサダーとして、より一層 Mackerel の魅力を発信していきたいと思います!(もちろん、これまで通り NRUG(New Relic User Group)等での活動も続けていきますので、引き続きよろしくお願いいたします!)
本記事ではアンバサダー就任のご報告とあわせて、なぜあえて「国産サービス」にこだわったのか、執筆を通じて感じた Mackerel の魅力、そしてアンバサダーとしての抱負を書きたいと思います。
※前半部分は以前登壇した内容になります。発表は以下の動画をご覧ください。
なぜ「国産サービス」にこだわったのか?
技術書典で出した新刊『国産サービスで実践するオブザーバビリティ入門』の執筆にあたり、海外製のサービスではなく国産のものにこだわった理由は大きく3つあります。
言語の壁が存在しない安心感
まず何よりも「日本語が第一言語である」という強みです。
システムトラブルなどの緊急時や新しいメンバーがツールを学習する際、母国語である日本語で情報が入ってくることは、心理的な負担を大きく軽減してくれます。
Mackerel やさくらのクラウドであれば、UI も公式ドキュメントも最初から自然な日本語で構成されているため、言葉の細かいニュアンスに悩むことなく、安心して本来の業務に集中できます。
国内のインフラ事情・商習慣へのフィット
2 つ目は日本の国内事情を汲んでくれている点です。
- データの保管場所
- データが物理的に国内にあり国内法の管轄下に置かれている
- ガバメントクラウド認定
- コストの予見性
- 支払いが日本円で行えるため昨今の為替変動の影響を受けずコスト見積もりがしやすい
「日本発」のサービスを応援したい
そして 3 つ目は、純粋に「国産サービスを応援したい」という私の想いです。
みんなで国産サービスの代表格を応援することで、「日本発」の成功体験を増やしていきたい。日本から始まる成功モデルを一緒に作り、世界にアピールしたいという願いを込めて執筆しました。
執筆を通じて感じた「Mackerel」の魅力
Mackerel Advent Calendar ですので、書籍の執筆を通して改めて感じた「Mackerel の魅力」に焦点を当ててご紹介したいと思います。私が実際に使用した際に感じた 推しポイント は以下の通りです。
「ちょうどよさ」と「とっつきやすさ」
Mackerel は、必要な機能がギュッと凝縮されており、「多機能すぎない」という価値があります。そのため、機能が多すぎて「何から手をつければいいか分からない」という状態になりにくいのが推しポイントの一つ目です。
この「ちょうどいいボリューム感」により、SRE だけでなく他のチームにとっても学習コストが下がります。特別な訓練を受けていないメンバーでも「ポチポチ操作して実現できた」という成功体験が得やすい Mackerel は、組織にオブザーバビリティ文化を根付かせる上で強力な武器になると感じました。
ユーザーの成功に伴走する「CRE」の存在
Mackerel を語る上で外せないのが、CRE(Customer Reliability Engineer) の存在です。
CRE はテクニカルサポートはもちろん、Mackerel の導入計画からその先にある DevOps を組織に導入・定着させるまでの道のりまで、しっかりとサポートしてくれます。
私自身も過去に CRE の方にサポートいただいたことがあります。 その際印象的だったのはレスポンスの速さはもちろん、単なる回答にとどまらず一歩踏み込んだ「プロアクティブな回答」をいただいたことです。機械的な対応ではない、エンジニアとしての「温かみ」を感じたことを覚えています。
どれだけ優れたサービスでも、運用していく中では必ず壁にぶつかります。そんな時、親身になって伴走してくれる CRE というチームがいることは、組織でサービスを活用し続けていく上で必要不可欠な存在だと感じています。
開発者(中の人)とユーザーの「距離」が近い
これは Mackerel に限らずさくらのクラウドをはじめとした国産サービス全般に言えることですが、開発者とユーザーの「距離」が近いことも大きな魅力です。
国内の技術イベントに行くと、Mackerel の「開発者(中の人)」がブースに立っていたり、セッションに参加していることがよくあります。これは国産サービスならではの強みであり、物理的にも心理的にも開発者とユーザーが近い場所にいることを意味しています。
そのため、ユーザー側は日々の困りごとや「もっとこうしてほしい」という要望を、直接日本語で開発者にフィードバックできます。逆に開発者側も、現場が抱えるリアルな課題をユーザーから直接ヒアリングすることができます。実際、私自身もイベント会場で機能に関する質問を直接相談できたことがありますし、逆に意見を求められた経験もあります。
ユーザーと作り手がお互いにフィードバックできる関係性にあり、サービスを一緒に育てていける。この安心感と一体感こそが、私が Mackerel などの国産サービスを推す大きな理由です。
Mackerel アンバサダーとしての抱負
最後に、Mackerel アンバサダーとしての今後の活動における抱負を 3 つ挙げさせていただきます。どれも直ぐに達成できるものではありませんが、長期的な視点で Mackerel コミュニティの発展に寄与していきたいと考えています。
ブログや Zenn を中心とした継続的な情報発信
まずは何よりもユーザー目線での情報発信を継続することです。このブログや Zenn をはじめとした様々なプラットフォームで Mackerel に関する記事を積極的に執筆していきたいと考えています。
特に意識したいのは「検索でヒットする実用的な Tips を増やす」ことです。 大規模なアーキテクチャの話だけでなく、「ここはどう設定するんだっけ?」「こういう時はどうすればいい?」といった、日々の運用で躓きそうなポイントや便利な使い方を記事として残していきます。
困っているユーザーが検索した時に、私の記事が解決の糸口になる。そんな「使える」情報のストックを積み上げて、Mackerel ユーザーの助けになりたいです。
選定のテーブルに「Mackerel」が並ぶのを当たり前に
昨今、オブザーバビリティツールといえば海外製のものが注目されがちですが、日本の開発現場にフィットしやすい「Mackerel」という選択肢があることをもっと広めていきたいです。
「自分たちのチームには Mackerel が合っているかもしれない」。 そう自然と考えられ、ツール選定のテーブルに Mackerel が当たり前に並ぶ世界を目指します。国産サービスならではのメリットを伝えることで、皆さんのツール選びの手助けができればと思います。
「はてなの Mackerel」としての認知拡大
意外と知られていないことかもしれませんが、Mackerel はあの「株式会社はてな」が開発・運営しているプロダクトです。
実際、技術書典で私のブースに立ち寄ってくださった方々とお話しする中で、Mackerel がはてなのプロダクトであることをご存知ない方が意外と多いことに気づきました。
そのため今後は単なる監視ツールとして Mackerel を紹介するだけでなく、「あの『はてな』が作っているプロダクト」であるという背景や信頼感も含めて、その魅力を広く伝えていきたいと考えています。
Mackerel Advent Calendar 2025 のトップバッターを務めさせていただきました!
これからもアンバサダーとして、そして一人のファンとして Mackerel を盛り上げていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!